補聴器用電池を水銀0使用の無水銀電池に当店も変更しています。

こんにちは、補聴器のカワチの服部です。

今回は補聴器用電池について仕様変更していますので、その内容と注意点をご説明させていただきます。

水銀0使用の無水銀電池

従来の補聴器用電池は『空気亜鉛電池』という種類でしたが、昨秋から『無水銀空気電池』に変更いたしました。(下写真 左側『無水銀空気電池 右側:空気亜鉛電池)
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『空気亜鉛電池』
は、微量に水銀が含まれているため【水銀に関する水俣条約】により、製造禁止になります。

【水銀に関する水俣条約】
とは・・・水銀及び水銀化合物の人為的な排出から人の健康及び環境を保護すること”を目的として、2013年に国連環境計画(UNEP)で採択されました。同条約では、水銀を含む製品の製造や輸出入を2020年までに原則禁止するとされています。

『無水銀空気電池』は、水銀が使用されていない環境に優しい使用になっていますが、従来の『空気亜鉛電池』に比べ、残念ながら電池寿命が短くなってしまいました。
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特に冬場はその影響が顕著なようで、いつも電池の交換をカレンダーに記録しているお客様が「以前は1週間つかえていたものが4~5日に減ってしまった。」とおっしゃっていました。

電池寿命を長くするためのコツとして、電池を入れるときに《電池を指でつまんで温める》と多少良くなる可能性があるようです。
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国際的な流れのため変更する必要があり、皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。