こんにちは、補聴器のカワチの服部です。
今回は、『初めて補聴器を購入するときの不安』の第二弾、「補聴器の見た目や装着感に関する不安」について解説をいたします。
補聴器を検討し始めている方は、補聴器が目立たないか、他の人に見られたときにどのように感じられるか心配することがあります。
また、装着時の快適さや耳への適合性についても不安を感じることがあります。
もし、補聴器の見た目や装着感に関する不安があるなら、自信を持って外出したり、他の人に気づかれずに会話を楽しむことが難しくなるかもしれません。
装着時に不快な感覚や耳への違和感があると、補聴器の利用がストレスとなり、本来の恩恵を享受できないかもしれません。
また、補聴器が落ちてしまわないかと不安に感じる方もいらっしゃると思います。
この記事では、自然な見た目と掛心地を持つRIC補聴器や、目立ちにくくマスクをつけたままでも邪魔になりにくい耳あな型補聴器の特徴をご紹介し、補聴器の利用に対する不安や心配を解消し、自信を持って外出できるような情報としてお届けします。
補聴器は技術の進歩により、以前よりも小型化され、目立ちにくくなっています。
最新の補聴器タイプでは、耳にかけて装着するRIC(Receiver-in-Canal)タイプの補聴器や耳あな型補聴器が人気となっています。
これらの補聴器は、耳の中に入れても違和感を感じにくい柔らかい耳栓や、耳の形状に合わせてオーダーメイドでつくるので自然に耳にフィットして目立たない耳栓に選ぶ事が出来るものがあります。
【RIC補聴器】
- RIC補聴器は、耳にかけるタイプの補聴器で、スリムで小型の本体と、耳にはめる部分に収納されたスピーカー(レシーバー)からなり、本体とスピーカーをつなぐ部分は細いワイヤーになっています。
- 補聴器本体は耳の後ろあたりに装着され、スピーカーは耳の中に耳栓に内蔵し置かれます。
- このデザインにより、前や横からでは目立ちにくく、スピーカーの位置が耳内にあるため、鼓膜に近いところから音を出力することで、自然な音を提供します。
- 耳栓の素材や形状が多彩です。オーダーメイドでぴったりとしたタイプや柔らかくあまり耳の穴を塞がない開放感のあるタイプなどいろいろです。
【耳あな型補聴器】
- 耳あな型補聴器は、耳の形状に合わせてオーダーメイドされる補聴器です。
- 補聴器は耳の中にぴったりとフィットし、前やうしろからはほとんど目立ちません。
- 耳あな型補聴器は、マスクやメガネと接触しないのでそれぞれの着脱がとても簡単です。
基本的に補聴器は正しく装着されている場合は、自然に落ちてしまう事はありません。
補聴器が簡単に落ちないことは、日常生活での利便性や自信につながります。
食事中や運動中でも安心して補聴器を使用できるため、不自由なく活動できるでしょう。
補聴器は、見た目や装着感に加えて、確かな安定性も備えていることを覚えておいてください。
ただし、最近はマスクの着脱の際に耳かけタイプの補聴器を落としてしまうという声をよく耳にします。
マスクを装着する方には、耳あな型補聴器がオススメですが、マスクを耳に掛けない装着方法もあるので、マスク装着を工夫することで耳かけタイプを快適にお使いになれます。
当店では、数多くの試聴器をご用意しております。
経験豊富な認定補聴器技能者が丁寧に対応し、最適な補聴器を提案いたします。
ぜひ、気軽に当店にお越しください。