こんにちは、補聴器のカワチの服部です。
昨日、PHONAK(フォナック)補聴器のセミナーに参加し、【オーデオ B-ダイレクト】を実際に体感してきましたのでご紹介させていただきます。
【オーデオ B-ダイレクト】とは、今年の1月に発売開始した補聴器です。
基本的な機能は【オーデオ B】とほとんど同じですが、画期的な機能が追加されました。
①携帯電話(スマホ、ガラケー)のように通話ができます!
Bluetooth対応の携帯電話(スマホ、ガラケー)ならばほとんどの機種でペアリング可能!
ペアリングした携帯電話に着信があると、補聴器から着信音が鳴り、補聴器のプログラムボタンを押すと、なんと、通話ができてしまいます!
携帯電話をバッグやポケットから出す必要がありません。
両手も空いたままです。
携帯電話が5m以内にあればいいのでお料理をしながら通話することもできます!
そして、基本的な機能は【オーデオ B】とほとんど同じですので、周りの環境に合わせた最適な音の調整が自動でなされる(オートセンスOS)ので、快適な聴き取りも可能です。
しかも、スマホにペアリング(アイフォン・アンドロイドどちらも可能)した場合は、アプリを使って、スマホで補聴器のリモコンのように、音量調節やプログラムの変更などの操作できます。
②テレビの音が、直接、補聴器からキレイな音で聴こえます!
オプションの『テレビコネクター(19,440円税込)』が必要になりますが、テレビや音楽プレーヤーに接続するだけで、雑音の混ざらないキレイな音質で補聴器から聴くことができます。
しかも、『テレビコネクター』から15m以内ならば受信可能なので、お部屋の好きな位置でテレビや音楽を楽しむことができます。
ただし、デメリットが2つあります。
①小型耳かけ型(RICタイプ)しか発売されていません。
②両耳で装用され場合、『両耳間音声通信機能』が無くなってしまいます。
『両耳間音声通信機能』とは、左右の補聴器が互いに音声聴取の状況をリアルタイムでやりとりし、風や騒音下での会話の聴き取りをよくする機能です。