こんにちは、補聴器のカワチの服部です。
今回は、PHONAK(フォナック)のクロス補聴システムについてご説明させていただきます。
以前のブログでWIDEX(ワイデックス)のクロス(バイクロス)補聴器システムをご紹介させていただきましたが、基本的にはどちらも同様のシステムです。
あらためてご説明させていただきます。
『クロス(バイクロス)補聴器システム』とは、片耳が聴こえにくい(聴こえない)方に有効な補聴器システムです。
聴こえにくい側の耳に補聴器型の送信機を装着し、反対の聴こえやすい側の耳には補聴器を装着することで、送信機で拾った音を無線通信により瞬時に補聴器に伝え、聴こえにくい側の音が聴こえやすい側の耳で聴こえるようになるシステムです。
PHONAK(フォナック)、WIDEX(ワイデックス)のどちらの『クロス(バイクロス)補聴器システム』でも、たとえ補聴器を装着する耳が聴こえにくくなっていても、補聴効果のある状態であれば、聴こえやすくすることができます。補聴器を装着する耳側の音も増幅することができるので、両方向からの音を聴こえるようにすることが可能になります。
通常のクロス補聴器システム・・・片方の耳がよく聞こえる場合のみ有効なシステム。
PHONAK(フォナック)、WIDEX(ワイデックス)の『クロス(バイクロス)補聴器システム』・・・片方の耳がよく聞こえなくても、補聴器を装着するとよく聴こえるならば有効なシステム。
より小さく、目立たない『クロス(バイクロス)補聴器システム』
PHONAK(フォナック)の『クロス(バイクロス)補聴器システム』の最大の特徴は、耳あな型があるということです。
PHONAK(フォナック)の『クロス(バイクロス)補聴器システム』の耳かけ型の試聴は、事前にご連絡いただければご試聴していただくことができます。ぜひお試しくださいませ。