TBS【ゲンキの時間】3/3放送の『孤立・うつ病・認知症~難聴が招く恐ろしい事態』について その3(突発性難聴について編)

こんにちは、補聴器のカワチの服部です。

今回も、前回前々回のブログのつづきです。

前々回のブログ(TBS【ゲンキの時間】3/3放送の『孤立・うつ病・認知症~難聴が招く恐ろしい事態』について その1(加齢性難聴について編))はこちらから
前回のブログ(TBS【ゲンキの時間】3/3放送の『孤立・うつ病・認知症~難聴が招く恐ろしい事態』について その2(補聴器をつけよう編))はこちらから

最終回の今回は、【突発性難聴】についてです。

年齢・性別に関係なく突然聴力を失う

【突発性難聴】とは、その名のとおり、ある日突然片耳の聴力が低下してしまいます。

原因は完全に解明されていませんが、ウイルス感染やストレスが影響していると考えられています。

年間推計7万5千人が発症しているといわれ、脳こうそくと同じように早期治療が重要です。
以前のブログでも説明いたしましたが、異変を感じてから48時間以内、遅くとも2週間以内に診療を受けることで完治する確率が大きく変わる』そうです。

治療が遅れることにより広範囲に有毛細胞が壊れ完治の可能性が低くなり、聴力がいちじるしく低下する可能性があります。

【突発性難聴】になったら、全てのものを投げ捨てて、病院です。

おととし、ツイッターに投稿され、10万人以上がリツイートするほど話題になったつぶやきがありました。

これは、実際に【突発性難聴】になった方のつぶやきです。

この方は、13年前の43歳の時に発症しました。
朝起きたら、右の耳に水が溜まっているような感じがしたのですが、あまり重く受け止めず仕事を優先しました。
このときの判断がその後の人生を大きく変えました。

発症から3日後に耳鼻咽喉科で受診し、【突発性難聴】と診断されました。
そして、治療されたが右耳の聴力は戻らず、耳鳴りもするようになりました。
(耳鳴り・・・音が聴こえないことで、脳が興奮状態に陥り、本来鳴っていない音を感じてしまう)

13年たった今もセミがずっと鳴いているような耳鳴りがあり、自分の娘の声を一生耳鳴りの音とともに聞くしかないことがとても悲しかったとおっしゃっています。

そんなご自身の経験から上記のようなつぶやきをされました。

【突発性難聴】は『治療をしても必ず治るとは限らず「3分の1セオリー」いわれる、3分の1は元に戻るけど3分の1は全く治らない、残りの3分の1はその中間』だそうです。

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