明けましておめでとうございます、補聴器のカワチの服部です。
本年も補聴器や難聴などに関する記事を掲載してまいりますのでよろしくお願いいたします。
年が変わってしまいましたが、今回も引き続き12月6日に放送された『ガッテン!(NHK)』の内容をご紹介させていただきます。
今回は、以前に当ブログでもご紹介させていただきました『難聴と認知症の関係性』につきまして、『ガッテン!(NHK)』ではさらに詳しく、わかりやすく解説されていましたので紹介させていただきます。
番組内の統計データとして60歳代では2~3割の方が難聴と紹介されてました。
難聴で脳が委縮してしまう!?
アメリカの研究機関より、《難聴で音の入力が少なくなると脳の音をつかさどる部分は委縮してしまう》という研究結果が発表されました。
脳の音をつかさどる部分は、思考や記憶にも重要な役割を果たしている場所なので、委縮することにより、それらの能力にも影響してしまうそうです。
難聴になると認知症の発症率が上がる!?
聴こえに関する脳のネットワークは、会話などによるコミュニケーションをとることで、「何を話すだろう」と推察したり、「何と答えよう」と考えることで活性化されます。しかし、難聴になることで会話など避け、脳を働かせるコミュニケーションが不足すると認知症が発症しやすくなるとのことです。その発症率は難聴でない方に比べると、『軽い難聴』の方で1.89倍、『中くらいの難聴』の方で3倍、『重い難聴』の方では4.94倍になるそうです。
補聴器で認知症を防ぐ!?
番組中で、難聴による認知症の発症を防ぐための手段として補聴器が紹介されていました。
補聴器は、『耳の毛』が減ってしまったことにより聴こえが悪くなっている部分の音だけを補うことで聴こえやすくすることが出来ます。
耳鼻科の検診を受け、正しく合わせることがとても重要です。
そしてまた、補聴器は聴こえの状態、症状、ライフワークに合わせ調整することが重要です。
当店は、『認定補聴器技能者』が常駐している『認定補聴器専門店』ですので聴こえ具合に不安を感じているかたは、お気軽に相談にお越しくださいませ。
『きこえの仕組み』について。NHK『ガッテン!(12月6日)「認知症を防ぐカギ!あなたの『聴力』総チェック!」を参考に!その1